海外生活のワナ
僕らは英語でコーヒーもまともに頼めない。ーマンガで読む 海外生活で知っておきたい61のこと
- 作者: 米田貴之
- 出版社/メーカー: ディーエイチシー
- 発売日: 2018/03/12
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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久しぶりの更新になってしまった。
こんな細々とやってるブログでも見て下さる方がいることが励みになります。
「今回は海外生活のワナ」ということで憧れの海外生活、海外在住者は基本的に良いことしか言いませんので、あえて気をつけないといけないことを紹介します。
1. 病院高い問題
2. ご飯は日本が一番問題
3. 出国時の税金問題
1. 病院高い問題
これは当然国によりけり何ですが、日本は国民皆保険なので全員が全員簡単に安く病院にいけます。これは本当に素晴らしい制度だなと海外に行って気づいたとともに、良い制度すぎてみんな病院行き過ぎなんじゃないかと思ったりもしてます。
香港を例にとってみると、パブリック病院と私立病院の2パターン大きくあって、
パブリック病院は1日160HKD (日本円で2400円くらいですか)でいけます。
面白いのはどんな病気、薬の提供、手術に関わらず1日160HKDです。
僕の友人は足を骨折して手術をしましたが、2日で退院となりオクトパスカード
(日本でいうSuica)で支払っていました。
しかもパブリック病院の医療技術は非常に高いと言われています。
これだけだと「かなり良いじゃん!!」と思われるかもしれませんが、実は大きな難点があって、”とにかく待ちます。”
緊急で入っても4時間待つとかは当たり前、緊急度に応じて順番の優先度が変わるので、ただの風邪で病院に行こうものなら1日中待つ羽目になりそうです。
一方私立病院はこれまた極端で、風邪の診察であっても1回1,000HKD程度かかります。
個人や企業の福利厚生としての医療保険に入っていない人はオプションにすら入らないですね。
実際風邪レベルであれば、クリニックで300HKD(4,500円くらい)で受診できますが。
香港だと東洋医学も盛んなので、漢方や整体、鍼が比較的リーズナブルな価格で受けられますので、広東語や北京語話せる方はうまく活用できれば生活が充実すると思いますよ!
2. ご飯は日本が一番問題
これはそのままなのですが、日本人だからかやっぱりご飯は日本が一番美味しいです。
あの世界的大都市東京ですらワンコインで充実したランチを食べられますから、本当に日本はすごいなと思います。
*その裏にデフレや外国人労働者、過酷労働、添加物だらけ等々あると思うともう少し高くてもいいのかなと思ったり。
僕は香港式ランチにはとっくに飽きてしまったので、日本料理屋ばっかり行ってしまってますね。丸亀製麺とかラーメン美味しいですから。
3. 出国時の税金問題
実は出国するだけで税金多く持ってかれます。
特に住民税。日本に住んでる人は知らず知らずのうちに毎月住民税を2,3万程度支払っているのですが、これは昨年の収入に応じた税金学を月額にして支払うもので、いざ出国となると、1年間でまだ支払っていない分を支払わないといけなくなります。
僕が出国するときは20万-30万近く支払わなくてはなりませんでした。
関係ないですが、出国手続きをしているといかにサラリーマンが大量の税金を支払っているかが本当によくわかります。社会保険、年金、住民税...
うまく天引きで隠されてますが、年間100万円はゆうに持ってかれてますので。
加えて高い消費税に酒税、固定資産税、投資には40%..
香港は1年間で収入の10-16%を支払うだけで済みます。
しかもなんだかんだ政府が今年の税金は少なくても良い、という謎のキャンペーンをやったりするので、僕は昨年の税金は7万円くらいでした。
今回はあえて海外生活の注意点を記載しましたが、普通に海外は最高の体験ができるので、若くして海外に移住することは全力でオススメです。